こんにちは、ゆーたです。
今回は「警備員の夜勤ってどうなの?」についてお話しをしていきます。
僕の経歴として、2012年2月から警備員になり今でも2日に1勤務ほど出ています。ただいま35歳。現在はおもに夜勤ベースで働いています。
現役警備員目線で解説していくのでけっこう信憑性は高い内容になってます。

- 警備員の夜勤って大変?危険?自分にできるかな?と思っている人
- 警備員の夜勤っていくらぐらい稼げるの?と思っている人
警備員のバイト。夜勤ってどうなの?
街で見かける警備員さんって、大変そうな仕事もあれば、アレむっちゃラクしてない?ってケースも見かけます。
そんな警備業でも今回は"夜勤"にフォーカスを当ててお話しします。
夜勤っていくら?
警備員さんの夜勤日当はおよそ10000円~13000円です。
けっこう値段に幅がありますが、警備会社の違いや警備員さんの年齢にもよるからです。ちなみにこのデータは都内でのお話になりますね。
地方だともう少し下がると考えた方がいいです。
日当以外にも、交通費や連続勤務手当などがつくところもありますので、タウンワークなど求人案内で会社を選ぶときは日当だけではなく、その他の手当もしっかりチェックしてください。ちなみに連続勤務手当とは、月に20日以上勤務したら発生するなどの特別手当のことです。
労働基準法に沿って計算すれば、時給およそ1250円~1625円です。ほかのアルバイトと比較すると割と高給取りな職業といえるのではないでしょうか。
夜勤って大変?自分にできるかな?
結論から言うと、
『比較的ラクな現場が多い』
というのが実情ですね。
もちろん現場によっては一晩中、車通りの多い片側交互通行誘導をしていないといけない現場だったり、
繁華街で人通りが絶えない現場、あるいは重機がひっきりなしに動く現場だったりと、
とにかく大変な現場もあったりします。
しかし夜勤においてはそのような現場はけっこう稀なケースです。
たいがいの現場は夜ですし人通りや車どおりも少なく、警備なんてやることないってことが多いですかねー。
もちろんこれは交通警備などの屋外業務でのお話です。
施設警備など屋内警備もありますが、屋内警備であっても基本的には静かなもので、異常がない限りは退屈が充満した現場が多いですね。
なので、自分にできるかな?と思っているのであれば全然心配いりません。
誰でもできます。
夜勤って危ない?
結構あぶない現場も多いと思います。
あぶないと言っても誰かにおそわれるとか物が飛んでくるとか、そういうのではないですが、
やっぱり夜なので、暗くて視界が悪かったり、逆に工事現場のライトが眩しすぎて視界が悪かったりと、仕事のやりづらさがあります。
車道を走る一般のドライバーさんも、居眠り運転だとか、ときには飲酒運転などで予期せぬ動きをしてくるのもあぶなかったりしますし、歩行者も酔っ払いが多くなるのでけっこう絡んできたりする方も多いですかねー。
特に新宿歌舞伎町とか渋谷の繁華街などは、地方じゃ考えられないくらい夜中でも人がいるので、そう意味であぶなかったりします。
あと割と盲点ですが、通勤のときも注意が必要です。
現場によっては夜遅くに仕事が始まって2~3時間で終わったりする現場もあります。
すると夜23時に出勤して深夜2時くらいに終わったりすると、ただただ外を出歩くだけでトラブルに巻き込まれる危険性が増します。なのでこの辺りも危なさがあったりしますかね。
総じていうと、昼間に比べると危なさはある、といったところです。
夜勤のメリット・デメリット
わかりやすく夜勤のメリットとデメリットをまとめてみます。
メリット
まずはメリットからリストアップします。
日当が高い
警備員の昼間の日当が8000円~10000円に対して、夜間は10000円~130000円なので結構稼げます。あと交通誘導2級などの資格があるとさらに1000円~2000円ぐらい上乗せされます。
早く終わる現場が多い
早く終わる現場が多いのは夜勤の特徴のひとつです。僕個人の体感ですが、日勤現場が平均8時間勤務に対して、夜勤は平均6~7時間勤務な感じです。
ラクな現場が多い
前述しましたが、夜なので人通りや車通りが少ない分、比較的ラクな現場が多いです。交通警備、施設警備問わずです。
遅い時間に出勤できる現場もある
日勤だと朝8~9時出勤が普通ですが、夜勤だと夜8~9時出勤なので気持ち遅めな開始時間って感じです。
また、夜勤は道路使用許可の関係や、電車の終電後にならないと作業ができないという現場も多いので、23時出勤現場などが多いのも魅了ですね。
通勤ラッシュを避けられる
住んでる場所や勤務先の場所にもよるでしょうが、基本的に夜勤の通勤時は世間の流れとは逆行しているので、通勤ラッシュによるストレスを軽減できます。
たとえば、満員電車とは逆方向の空いてる電車に乗ったり、渋滞になってる反対車線を走行したりといった具合です。
デメリット
続いてデメリットをリストアップします。
夜なので日勤に比べると割とキケン
夜は物理的にも精神的にも危険度は増します。そのため日中に働いている感覚ではなく、少しばかり緊張感を持つことは必要です。
生活リズムが逆になるので体調を崩しやすくなる
ご存知のとおり人は昼間活動し、夜は寝るようにプログラムされています。逆の生活をするということは健康面での決定的なデメリットとなります。夜勤を続けるときは特に健康管理には気をつけてください。
睡眠がとりにくい
雨戸完備の住まいであれば気にする必要はないのかも知れませんが、日中に寝る夜勤者は、寝るときに外から光が差し込み睡眠不足になることがあります。
僕も経験済みです。というよりいまだに光が邪魔で寝れなかったり目が覚めたりもします。雨戸はなく、一応遮光カーテンですが、カーテンレールの上やカーテンの脇から光が漏れて来たりもします。なのでタオルを差し込んだりガムテープでカーテンを壁にくっつけたりしてますがそれでも寝づらいですね。
店が開いてない
夜勤者は基本的に朝がた家に着きます。その時間帯はどこの店もやっていないので買い物や食事に困ってしまいます。
僕の場合はもっぱら松屋か吉野家、日高屋などのチェーン店や、コンビニとかの24時間営業のところばかりに行ってしまうので段々飽きます。そしていろいろと偏ります。
冬は激寒
とにかく寒いです。むちゃくちゃ寒いです。
どれくらい寒いかというとネックウォーマー、上半身6枚の重ね着、ズボン2枚穿き、靴下2枚穿き、軍手2枚でも寒いです。冬場夜勤するときは覚悟を持ってやってください。
施設警備の場合はたいてい防寒対策された部屋が用意されているのでその心配はありません。
現場が早く終わると始発待ちで帰れない
地味につらい事実ですが、たとえ夜勤で現場が早く終わっても電車やバスなどの交通機関が動いていないので始発待ちをする必要があります。終電直後に現場が終わった日には4時間の始発待ちが生れます。これは結構つらいっすね。
なので夜勤者は自転車や原付バイクなどを使ってくる警備員さんが多いですよ。どうしても遠い現場では、運命に身を任せるしかありません。
余計なお金を使ってしまう
始発待ちのときにずっと野外にいるのは割としんどかったりします。しんどさのあまりマンガ喫茶や24時間営業のお店などに入ってしまい、結局日勤の給料とあまり変わらないということもありますので、始発待ちのときのお金の使い方にはご注意ください。
警備員の夜勤って割りは良いの?
結論、夜勤は割りが良いです。
早い現場では2時間くらいで終わったりするのに日当はそのまま貰えますので(警備会社にもよるが)、時給換算すると時給6000円とか売れっ子キャバ嬢クラスになります。ま、あくまで運が良くて、しかも時給換算した場合ですがね。
正直どなたにでもできるのが警備業です。日勤夜勤問わず。
もしあなたが迷っているのであればやってみることをおすすめします。
by ゆーた
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