警備業

警備員になるときに必要な心がけとは?【新人警備員さんは読んでください】

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警備員 心がけ

こんにちは、ゆーたです。

今回は「警備員になるときに必要な心がけとは?」と題してお話しします。

警備員になりたてで、良くわからず困ってるという方はぜひご覧ください。

 

 

ゆーた
今回の記事はこんな人に役立ちます。
  • 新人警備員の人(年齢は関係ありません)
  • 警備スキルがなかなか上達しない人
  • 初心を忘れた人

 

 

 

 

警備員に必要な心がけとは?

警備員 心がけ

こちらでは警備員としての持つべき心がけについて解説していきます。

 

最初に、僕が警備員になったのは2012年2月です。

あれから7年の月日がながれ、28歳だった僕がいまでは35歳といい中年になってしまいました。

警備員は「キャリアが長い = 仕事ができる」というわけではなく、毎日のスキル向上や取り組み方改善を繰り返さないと上達しません。

ちょっと言葉はきついですが、よくありがちなのが、キャリアだけ長くて仕事は全然できない警備員さんです。

大体においてこのような方は現場では偉そうです。僕の経験上90%間違いないです。

 

願わくば、これを読んでいるあなたはどうかそのような状態にはならないでほしいです。

 

5感を使って仕事をする

警備員が持つべき心がけとして、最初に挙げる大切なことは「5感を使って仕事する」です。

、これらすべてを使って警備する意識を持ってください。

 

まずは目。目は警備員さんの要でもあります。

モニター確認や車両接近を目視、現場で異常な物が置いてあればまず見て確認します。

 

そして鼻です。

巡回警備をしていれば、わずかな異臭がした=ん?なんの臭いだ?、これは反射的に考えられるように日頃から意識するクセを付けてください。

 

次に耳。

たとえば、片側交互通行の誘導をしていて、遠くからタイヤの音がする=カーブの先から車が来てるかも知れない、このような連想ができます。

耳は目の次に異変を察知できます。

警備をする際は耳をおろそかにするようなことはしないでください。

 

味覚ではありませんが、口もしっかり使います。

歩行者誘導であれば必ずきちんと声を出して誘導する。何か危険なことがあれば大きな声で周りに注意をうながす。

わりと口は使わなくても良いだろうと思っている警備員さんがいらっしゃいますが、しっかりと声を使う意識を持って警備してください。

 

最後に体。

疲れるような大きなジェスチャーをしなさいとは言いませんが、相手に伝わないジェスチャーは、何もしていないのと同じです。

誘導灯や手を使って、相手にしっかりと自分の意思を伝えてください。

 

何かがあったらすぐに現場責任者と会社に報告する

警備業に限った話ではありませんが、現場で何かがおこったら、自分だけで解決せずにそこでの責任者の方にすぐに報告するクセをつけてください。

たとえ、自分の力だけで解決することができたとしても必ず報告します。

後になって問題が掘り返され、大きな問題に発展することもありますので小さなことでも忘れずに報告です。

 

そして、現場責任者だけにではなく、あなたの会社にも一報を入れてください

何かが起こったら、責任を取るのはあなたではなく会社です。

問題が起きたときに最も不利になるのが、「状況を知らない」という状態です。

 

会社は全力であなたのことを守ろうとしますが、事前に情報がなく、後手後手にまわって1で済む話が10になってしまうことがあります。

たとえば、車などの事故です。

当初ドライバーさんは気前よく「大丈夫、大丈夫」と言っていたとしても後から気が変わることは大いにありえます。

  • 現場の責任者への報告
  • 会社への報告

これはマストなので徹底してください。

 

 

 

片交技術を磨く

片側交互通行、通称「片交」と言います。

工事現場の脇で警備員さんが、車を交互に渡らせるあの業務のことですね。

 

交通誘導においては、警備員さんを評価する一つの基準として「片交ができるか、できないか」と言うのがあります。

 

ある種、片交は交通誘導員においての花形的な業務でもあります。

最もスキルを必要とし、最も周りに「あいつ仕事できるな」と思われるんですね。

 

なので新人のときは特に、率先して片交をするようにしてください。

しっかりとスキルを身につけて、ここで認められると増々仕事が楽しくなりますし、何より周りからの信頼へ繋がります。

 

大変ですし難しい片交もありますが、一度スキルさえ身につければ、後々プラスとなってあなたに跳ね返ってきます。

臆することなくスキル磨きに励んでください。

 

 

横着にならない

警備員には特別な権限はいっさいありません

警備業法にこう最初に述べられていますが、理由は、「自分の言うことを聞かない奴は悪い奴だ」と勘違いする警備員が続出したからです。

ちょっと信じられないかも知れませんが、実際に警備業に就いてみるとその意味がわかります。

片交にしろ歩行者誘導にしろ、基本的には、お願いしてこちらの誘導通りに動いてもらうこととなります。

最初は「あ、ご協力ありがとうございます」と感謝の念があるのですが、

5年10年と続けている内に、協力してもらうことが当たり前に感じ、挙句の果てには「お前たちのための誘導なのになんで言うこと聞かないんだ!」と変貌していきます。

僕は脳科学者でもなんでもないですが、もしかしたらこれは人間の性なのかも知れません。

 

警備員になりたてのころは当然フレッシュでしょうが(そうでないと困りますが...)、たとえ2年3年と務めることにより仕事に慣れてきても決して横柄に、横着にはならないでください。

そんなあなたの言うことを人は気持ちよく聞いてあげようなんて思いません。

 

初心忘るべからず、です。

 

先を予想しながら動く

警備員になると、

「あいつはセンスがある」「こんなこともわからないなんてあいつセンスないなぁ・・」

という、"センス"という言葉が飛び交います。

 

センスを一言で片づけることはできませんが、

その要因として『先を見越して行動できるか、できないか』と言うのがあります。

たとえば、

"今施設内に人を入れると混乱になる可能性があるから、もうしばらくだけ待ってもらおう”

"このまま重機が旋回すると接近中のあの自転車とぶつかるかも知れないから、オペレーターさんに旋回を止めてもらおう"

"この規制だと大型車は通りにくいだろうから、作業員さんにいってもう少し規制を縮めてもらおう"

など、いまは起こってはいないけど、このままいくと問題が発生するであろうことを予測して事前に対策をうつ能力のことです。

 

これは「かもしれない」を意識するだけで養われるスキルでもあります。

想像力、イメージ力が必要とされるのは何もデザイナーさんだけの専売特許ではなりません。

 

警備員としても想像力、イメージ力をフルに生かし、『先を見越して行動』が取れるように日々訓練してください。

 

 

決して無理はしない

なんだか警備員としてあるまじき行為な気もしますが、これは非常に大切なことです。

 

もちろん僕たち警備員は、事故が起こらないように未然に対処したり、警備員の存在を周囲に知らせることによって犯罪を未然に防ぐ抑止力的役割を果たします。

警備のプロフェッショナルとはいえ、特別な訓練を受けた格闘のエキスパートでもなければ、鋼の鎧を身にまとっているわけでもない、ただの生身の人間です。

 

警備員としての職務を全うしつつ、危険を察知し、自らの力ではどうにもできないと判断したのであればそれ以上は近寄らず、周囲の人たちをその場から退避させることに思考を切り替えてください。

また、夜勤などで車道側で車線規制をする際だって、身を呈してまで誘導灯を振る必要はありません。

まずはあなたの安全が最優先です。

 

そして現場であなた自身も事故に合わないのも立派な仕事の一つです。

 

正義感から実力以上の警備、必要以上の誘導をおこなう方がいらっしゃいますが、

周りもそしてあなたも怪我しない、事故に合わせないのが警備員としての職務です。

 

仕事をしていて「あぶない!」「無理だ!」を感じたのであれば決して無理をするのではなく、身の安全と他の手立てを考えてください。

 

 

 

クレームを受けたときの対処法

警備員 心がけ

警備をしていると分かるのですが、実は僕たち警備員の仕事って、事件事故を未然に防ぐことよりも、

クレームを受け付けることの方が圧倒的に多いです。ある種のクレーム窓口みたいのものですね。

ここではそんな警備員さんの心をすり減らす"クレーム"の対処法を僕なりにご紹介しようと思います。

 

感情的にならない

決して感情的にならない。これは鉄の掟です。

 

クレームを受けるとき、大抵相手は感情的になっています。

もちろん冷静に話を持ち掛けてくれる方々もいますが、基本的にガマンの限界だったり、瞬発的に気にくわないから言いがかりをつけてくる人がほとんどです。

 

感情的な相手に感情で応戦したところで、火に油を注ぐようなものでなんの解決にもなりません。

それどころかさらに烈火のごとく相手の怒りが燃え上がります。

 

感情的にクレームを言われれば頭にくる気持ちは死ぬほどわかります。

死ぬほど食らってきたので。

 

その上で気づいたのが、

「こちらが感情的に対応して解決するクレームはない」

「親身になって話すと意外に落ち着いてくれる」

ということです。

親身なって話しをするってのは、正直芝居でも良いです。

 

クレームを言ってくる人の立場に立って、

「確かにわかります。僕が逆の立場だったらたぶんそう思いますもん」

と声を掛けてあげるだけで、

「あれ、こいつ分かってんな」

と思っていただけ、渋々協力してくれる方がとても多いです。

 

「通れないんだから仕方がないだろ」というあなたの声は聞こえてきますが、

そこはぐっと堪えて、最終的な目的である、「相手に協力してもらう」にフォーカスを当ててください。

 

言葉は悪いですが、

感情的にぶつかって来られイラっとする感情は沸いてきても、どんな形であれこちらの思うように動いてもらえばミッションコンプリートです。

 

感情には感情で対抗するのではなく、うわべだけでも良いので親身になってこちらのお願いを聞いてもらう形にしてください。

※警備員じゃない方がこれを読んでいたらごめんなさい。結果的には WIN = WIN の関係になるので許してください。

 

困ったらすぐ上に報告する

どんなに警備員が手を尽くしてもどうにもならない人やどうにもならない状況があります。

そんな場面に出くわしたら迷わず上の人に繋いじゃいましょう。

 

下手に僕たちが対応することで大きな問題に発展しないとも限りません。

 

現場の責任者は責任を取ることが仕事です。

あなたが対応して「これは無理だ」と感じたら責任をとれる人にバトンタッチするのが無難ですし、それ以上の解決方法はありません。

上の人に繋いでしまったらあなたの負けと言うわけではないので無視は禁物です。

 

あ、状況によっては会社への報告も忘れずに。

 

誠実に対応する

前項で、芝居でも良いので親身になって接した方が上手くいくとお話ししました。

 

誠実さもうわべだけ?と思うかも知れませんが、誠実さも、親身になって話すも、基本的には相手の気持ちに寄り添うことを意味しています。

 

親身になったテイでお話しすることはある種のテクニック的な部分であり、誠実さとはあなたの心を指しています。

 

立場的に相手に合わせて接することは、よりこちらの話を聞いてもらいやすくなりますが、だからと言って適当に対応して良いわけではありません。

「調子の良いこと言いつつコイツ全然話聞いてないな」、と思われてしまえば今以上に状況は悪化してしまいます。当然です。

 

きちんと相手の話を聞き、理解し、今すぐできる解消法はないのか模索し、今自分は何をすべきかを考える。

言葉に表現すればこれが誠実さであり、親身になって対応する姿はさらに相手が受け入れやすくなるということ。

 

くれぐれもうわべのテクニックだけを駆使し適当になるのではなく、誠実さを持って真摯に対応し問題、クレーム解決へと繋げてください。

 

自らに非がないときはむやみにあやまらない

この考え方はあなたの身を守ってくれます。

 

常に腰低くく対応していれば楽ですしクレームも解決しやすいです。

しかし悪くもないことで詰められ、全面的にこちらが悪いです、と謝り倒すと、いざという時に取り返しのつかない問題へ発展します。

 

これは先輩の話ですが、あるスーパーの駐車場警備でのこと。

 

車を運転する若い男性客が、満車の駐車場に無理に入って来ようとし先輩にぶつかった事件がありました。

スピードはゆるやかだったの特に体に問題はなったのですが、怒りに任せているドライバーさんは降りてきてさらに怒鳴り付けて来たそうです。

 

散々文句が言い止まらないドライバーさんでしたが、先輩も体をぶつけられた手前「体がぶつかってましたよ」と話したところ、「てめー金が欲しいのか!」と逆上してきたそうです。

 

スーパーの店長さんも降りてくるひと騒動となり、挙げ句の果てには「てめーのせいで車に傷が付いたじゃねーか!どうしてくれるんだ!」とごね出したそうです。

 

店長さんは「とりあえず謝って」と必死に先輩に言って来たそうですが、先輩は「これはもう私だけの問題ではなくなっています。まずは会社に電話してからお話しさせてください」と言い、断固男性と店長から求められる謝罪の言葉は口にしませんでした。

 

一見、その先輩が横着なんじゃないの?と思ってしまうかも知れません。

決して先輩贔屓(せんぱいびいき)する訳ではなく、これは正しい対処法でした。

 

何故なら、あやうく満車の駐車場に無理に入って来た男性の車を、ひかれた先輩が理不尽に弁償するケースに発展しかねない事案だったからです。

 

謝る=非を認める、という構図になります。

 

物腰やわらかく、誠実に対応することは大切ですが、言われのないことまで被るのは必要はまったくありません。

「誠実に対応するがむやみに謝らない」

これも肝に銘じてください。

 

まとめ

【警備員に必要な6つの心がけ】

  • 5感を使って仕事をする
  • 何かがあったらすぐに現場責任者と会社に報告する
  • 片交技術を磨く
  • 横着にならない
  • 先を予想しながら動く
  • 決して無理はしない

【クレームを受けたときの対処法】

  • 感情的にならない
  • 困ったらすぐ上に報告する
  • 誠実に対応する
  • 自らに非がないときはむやみに謝らない

 

新人の内はわからないことだらけで色々戸惑うこともあると思います。

一般的な職種と違い、警備業は少なからず命の危険が掛かった仕事でもあります。

「あなた自身と周囲の安全を守るのがあなたの勤め」
少し大袈裟ではありますが、あなたのスキルが向上すればその分回りに還元されることを意識していただければと思います。

また、クレームの対処法としても、相手は感情を持った人間です。

感情的にぶつかれば必ず摩擦が生じます。

最終的に現場を円滑に回す
周囲に安全を届ける

これらの目的を意識した、しっかりとした対応を心がけましょう。

by ゆーた

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